【読みもの】ガラスと感じる12ヶ月いつもより少しだけ贅沢な時間

ガラスと感じる12ヶ月 ガラスと感じる12ヶ月
8月 August

ハンドメイドガラスの和食器とともに、
夏休みの子どもたちと一緒に楽しみたい「日本の夏」。

「日本の夏」と聞いて思い浮かぶもの。氷の浮かぶ涼やかなグラス、ガラスの和食器でいただくお素麺、蚊取り線香の煙。風鈴の涼やかな音と、その向こうから近づいてくる祭囃子・・・。夏休みに祖父母の家へ遊びに行ったときの、なんともいえない懐かしさを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。子ども時代の楽しい思い出は、夏に生まれていたような気がします。なかでも子どもにとって特別なイベントといえば、お祭りです。あちこちで光や音楽が揺れるなか、綿飴や金魚すくいに心を惹かれて、人の多さが楽しくて。「今日の夜はお祭りに行く」となると、いつもとは反対に夕暮れ時が待ち遠しかったことを思い出します。夜はいろんなものを食べるからと言って、その日のお昼は必ずお素麺だったなとか、いつもよりたくさんの器がテーブルに溢れていたなとか、些細なことまで記憶に残っているから不思議です。
大人になっても忘れられない、カラフルな夏。できることなら、子どもや孫、甥っ子や姪っ子にも、同じように記憶に残してほしいと願ってしまいます。子どもたちが迎える夏休み。その大切な時間に、夏の風情を映しこんだハンドメイドガラスの和食器はいかがですか。

夏の楽しい思い出を象徴するような“夏休みの器”を。
インテリアもガラスで統一して夏仕立てに。

大人になってから祖父母の家で食事をすると、味付けもさることながら、器に懐かしさを感じることがあります。器の重みや手ざわり、色づかい、モチーフ。普段意識はしていなくても、何気ないぬくもりは心に刻まれていくのですね。夏休みには祖父母に会いに行くというご家庭は多いと思いますが、行くたびに楽しかった夏の記憶が甦る“夏休みの器”があるというのは、なんだかとても幸せなことのように思えます。
職人の感性と手仕事で、四季をテーマにガラス食器をお届けする津軽びいどろには、夏を表現した器がたくさんあります。『ねぶた』シリーズはその代表で、青森のねぶた祭りをイメージしたカラフルさが人気です。ハンドメイドガラスの風合いと独特の彩りは、楽しげな美しい影を描いて夏の気分を盛り上げます。白いお素麺も引き立つので、小さな子どもも喜んで食べてくれそうです。また蚊やりや風鈴も、ガラスなら見ているだけで暑さが遠のく夏の仕立てに。さらに注目したいのは、最近ひそかなブームとなっている金魚鉢です。お祭りの金魚を愛でるのも良いですが、インテリアとして飾りつけると、レトロかわいい雰囲気に仕上がります。子どもたちと一緒に鉢の中の世界を自由に考えてみるのも、夏休みの工作のようでおもしろそうです。

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